コロナウイルスが経済に与える影響も深刻でしょう。

リーマンショックの時は大手企業や金融関係に影響を及ぼしサービス業に波及したのですが、
コロナショックはサービス業を直撃しております。
中でもクラブや飲み屋・飲食・教育関係・エンタメ関係など休業や短縮営業を要請された業種の方々は本当にお気の毒だと思います。
これらはリーマンショックを超える影響が出る事が懸念されております。
このような影響で経済が収縮に向かうと不動産価格の動向が左右されると気になるところだと思います。

都心部のマンションなどは資産価値が下がりにくいので価格変動は今度も起こりにくいと思いますが、
駅から遠いマンションや郊外の戸建ては残念ながら下落傾向が続いていくと思われますが、
三密を避ける意味でも、今後の価値観としては人気が出る可能性もございます。
これらは人口減少による「空家率」の増加で供給量が増えた為に、価格の下落傾向にあったことはご存じだと思われます。
しかし、今回のコロナの影響がさらに価格下落は加速すると思います。
人口減少による「空家率」の増加が改善されない限りは、需給の関係で構造的に価格は下方に引っ張られるからです。

私の在住している地域ですが都心から30分、駅からですと徒歩で20分くらいの所にあります。
閑静な住宅地域ですが、バブル時を100とした場合、現在までに70位なで下落が徐々に続いてきました。
現在の様にコロナショックなどで価格変動が起きている中、
今後の価格が上がっていく要となるポイントが新たに変わって行く事になると思います。
なぜなら、リーマンショックの時もですが、コロナショックの後は価値観等の変化が万人の方に起きると思われますからです。
先ずは、今回のパニックで理解さえていると思いますが、買い物に便利な地域です。また治安・住環境等を重視していく方が増える為に、
おそらく今後も価格が上がっていく可能性は高くないと思われます。

このように書くと、「今は不動産は買わない方がいい」と言っているように見えるかもしれません。その答えは「NO いいえ」です。
たとえば絶対にリストラや解雇が無く、倒産もしない、働いている限り家賃補助が出て退職までに貯蓄が十分にでき、たくさんの退職金が出て、退職後も家賃を払っていける様な十分な余裕がある方は『購入しない』と言う事もあるかもしれません。
それ以外の方で有れば『住宅ローンが組める』時に建設的な返済計画で購入する事をお勧め致します。
住宅ローンは完済までの年齢が決められているため、だれもが最長の「35年」でローンを組める訳ではありません
健康状態を損なっていて「団体生命信用保険」に加入できない場合には、そもそも住宅ローンを組むことが難しくなってしまいますが、このリスクは年齢を重ねるたびに増していきます。高血圧症や糖尿病、肝機能障害などで団信に加入できなくても加入可能な「ワイド団信」というものもありますが、上乗せ金利は高くなります。団信に加入しなくてもよい住宅ローンもありますが、生命保険は自分でほかに探さないといけません。
また、不動産価格が下がってから買おうと考えていても、いざ買おうと決断したときに自分の年収が下がっている可能性があります。
今後は「売却時にも同じ価格かそれ以上の価格で売却ができる」という状況は期待できないでしょう。それでも、気に入った物件に住むことによる満足度は高いものですし、購入した物件は自分の資産になります。また、自分の身に万一のことが起こっても、団体生命信用保険に入っていれば支払いは免除され、残された家族に生活するための家を残すことができます。
こうしたことを踏まえ「マイホームは買いたくなったときが買い時」という言葉があります。家を買う条件は今がいちばんよくて、これまで述べてきたように、未来は今より状況がよくなる可能性が少ないかもしれないからです。
コロナウイルスのおかげで今はすっかり消費マインドが冷えてしまっているかもしれませんが、
どうか臆することなく住まい探しを「買いたくなっている」今こそ進めていただきたいと思います。